遺品整理・特殊清掃で起こるトラブルと補償対応の実例紹介
空き家整理や遺品整理、特殊清掃においては、現場の状況によって予期せぬ損傷やトラブルが発生することがあります。今回は、これらの作業中に起こり得る事例と、当社の対応方針についてご紹介いたします。
よくあるトラブル①|床の腐食による損傷リスク
空き家の整理作業では、長年手入れされていなかった床材が腐食しているケースがあります。特に床下の通気が悪い住宅や、シロアリ、雨漏りなどの影響を受けている場合、搬出作業中に床が抜ける危険性が高まります。
当社では見積もり時に、床の状態(歪みや沈み)を確認し、リスクについて事前にご説明した上で、必要に応じて契約書にも明記しております。これは、作業前にリスクを共有し、誤解やトラブルを防ぐための措置です。
なお、賃貸物件や売却前の家屋においては、床やクロスなどの保護を徹底し、慎重な養生・搬出を行っております。仮に当社の作業により損傷が発生した場合は、責任を持って修復対応いたします。
よくあるトラブル②|庭木・害虫への対応
空き家の敷地内では、庭木の枝が越境していたり、蜂の巣が形成されている場合もあります。作業中にこうした危険生物に遭遇することもありますが、これまでのところ被害が出たのは当社スタッフのみで、適切な駆除と安全管理を徹底しております。
一般の方に危険が及ばないよう、作業前に敷地状況を確認し、必要に応じて専門業者と連携して安全対策を行っています。
よくあるトラブル③|臭気による近隣への影響
特殊清掃や生前整理の現場では、臭気が発生する可能性があります。特に長期放置されたお部屋や、食品類が堆積していた現場では、一時的に臭気が外部に漏れることもあります。
当社では、窓を閉め切って作業を行う、オゾン脱臭装置を活用するなど、できる限りの臭気対策を講じております。近隣への影響が最小限となるよう細心の注意を払っておりますが、自然に発生する臭気については、法的補償の対象とはなりませんので、ご了承いただいております。
よくあるご質問|エレベーター使用や高層階での搬出方法
マンションなどの集合住宅では、搬出作業においてエレベーターを使用する場合があります。エレベーターは密閉空間であるため、臭気が一時的に残ることがあります。
当社では、共有部の清掃・養生を行い、極力臭気を残さないよう対応しております。また、高層階の物件では、非常階段を使用し、人力による搬出を基本としています。これは、他の入居者への配慮とトラブル回避のためです。
よくあるご質問|補償範囲と対応について
作業中に発生した破損や汚損については、施工完了時にお客様と共に確認を行い、その場での対応を原則としています。後日発生した損害についても、当社の過失によるものであれば真摯に対応いたします。
ただし、明らかに時間の経過や別要因による損傷と見受けられる場合は、第三者機関(損害保険会社等)と連携し、必要に応じた対応とさせていただいております。
トラブル回避のために
ご依頼時には、現場の状況やリスクをできる限り丁寧にご説明させていただいております。お客様の安心と信頼にお応えできるよう、透明性のある対応と誠実な作業を心がけております。
まとめ
空き家整理、遺品整理、特殊清掃といった業務では、さまざまなリスクが伴います。当社では、事前説明・丁寧な作業・万一の際の補償体制を整え、お客様にとって安心できるサービスを提供しています。
不明点やご心配な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。