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コラム

特殊清掃の闇を徹底解説!資格・外注・追加料金トラブルから身を守る方法

特殊清掃と消臭の現状

現在、特殊清掃を扱う業者の数は増加傾向にあります。これは、遺品整理事業への参入が増えたことと関連していると考えられます。しかし、実際には多くの事業者が撤退しているのが現状です。その中で、特殊清掃分野へ事業を広げる業者も増えているようです。

先日、広島県呉市の共同住宅管理会社の方から、孤独死の増加に伴い、特殊清掃後も臭いが残ってしまう物件に悩まされているという話を伺いました。中には、1年以上手が付けられない状態の物件もあるとのことです。消臭に関する民間資格を持つ業者に依頼しても、完全には臭いが除去できないケースがあるようです。

現在、特殊清掃や消臭に関する様々な民間資格が存在します。依頼される方にとっては、どの業者が信頼できるのか判断が難しいでしょう。そこで、業者選びのポイントをご案内します。

 

特殊清掃に関する民間資格について

特殊清掃の民間資格を発行する団体は数多く存在します。これらの資格は知識習得に重点を置いている場合が多く、実技を伴わないものもあります。また、合格率が高い傾向にあるため、資格があるからといって必ずしも高い技術力を持つとは限りません。

特殊清掃は、故人の状況、室内の環境、季節などによって施工方法が大きく異なります。そのため、画一的なマニュアルで対応できるものではありません。民間資格の取得のみで消臭が可能だと安易に判断しないことが重要です。

 

兼業での特殊清掃について

特殊清掃は、リサイクル業者や解体業者、一般廃棄物収集運搬業者など、様々な業種が兼業で参入している分野です。しかし、多くの兼業業者が実際の特殊清掃作業を外部に委託している実態があります。

 

外部委託の問題点

自社での施工や適切な見積もりができないために外部委託する場合、いくつかの問題が発生する可能性があります。

 ・費用と効果の不一致: 提示された料金が安価でも、臭気除去が不十分な場合があります。

 ・追加費用の発生:最初に提示された費用以外に、追加料金が発生することがあります。

          臭気が除去できないために再施工が必要となり、結果として費用がかさむ悪循環に陥るケースも見られます。

 ・対応の不備::臭気除去の方法が分からず、適切な処置をせずに放置されるケースも少なくありません。

中には、表面的な清掃のみを行い、高額な料金を請求する悪質な業者も存在します。例えば、体液を拭き取るだけの作業を「特殊清掃」と称し、床下に浸潤した汚染を放置するといった事例が確認されています。

経験の少ない業者の場合、家財の搬出方法も遺品整理と同じように進めてしまうことがあります。しかし、消臭を目的とした搬出では、臭気や体液の拡散を防ぐための特別な配慮が必要です。汚染源となる家財は、適切に処理して搬出する必要があります。

 

特殊清掃が兼業で困難な理由

弊社には、他の業者の方々から特殊清掃の技術指導を求められることがあります。不用品回収業者や便利屋など、様々な業種の方がいらっしゃいます。

私としては、業界全体の発展のため、真摯に学ぼうとする方には消臭方法をお伝えしたいと考えています。しかし、特殊清掃は、状況によって施工方法が変化するため、基本的な知識を理解せず、これまでの自己流の方法に固執する業者では、質の高い作業を行うことは困難です。多くの業者が、結果だけを求め、状況に応じた柔軟な対応の重要性を理解していないように感じます。

 

不十分な特殊清掃を避けるために

信頼できる業者を選ぶために、以下の点にご留意ください。

 ・外部委託の有無: 特殊清掃や消臭作業を外部委託しているかどうかを確認しましょう。

 ・見積もり方法:目視だけでなく、詳細な調査に基づいた見積もりが行われているか確認しましょう。目視のみでは、汚染の全容を把握することは困難です。

 ・施工期間:中程度以上の汚染で、施工期間が1~3日と極端に短い場合は、完全な消臭が難しい可能性があります。

 ・料金体系:「オゾン燻蒸1回いくら」といった単発的な料金設定の業者は、消臭の精度が低い場合があります。

 ・「完全消臭」の保証: 「完全に臭いが除去できる」ことを書面で保証してくれる業者を選びましょう。

 ・追加料金の有無:見積もり後に「追加料金は発生しない」ことを書面で明記している業者を選びましょう。

これらの点に注意して業者を選定することで、不完全な消臭による「やり直し施工」のリスクを減らすことができます。ただし、これらの条件に応じない業者も存在するため、慎重に検討することをおすすめします。

 
 
 

 

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