室内環境のリスクとカビ・微生物対策|健康被害を防ぐためにできること
遺品整理や空き家整理、特殊清掃の現場を通じて見えてくるのは、湿度や換気不足によって発生するカビや微生物のリスクです。この記事では、室内環境が抱える衛生リスクと、生活の中で実践できる対策をご紹介します。
室内環境に潜むリスク
不衛生な状態が続くと、以下のような空気環境の変化が起こります。
・強い臭いが漂う
・壁や天井にカビが発生する
・湿気がこもり、空気が重く感じられる
これらは微生物の繁殖を招き、アレルギー症状や呼吸器への負担といった健康リスクに直結する可能性があります。
室内に存在する微生物の種類
日常生活の空間にも、目に見えない微生物は存在しています。特に不衛生な環境では、以下のようなものが増殖しやすくなります。
・細菌:湿った場所で繁殖しやすく、胃腸トラブルや皮膚症状の原因となる場合があります。
・カビ類:湿度65%前後から発生しやすく、喘息や皮膚炎を引き起こすことがあります。
・ウイルス:種類によって数時間~数日ほど環境中で生存し、感染リスクを伴います。
代表的なカビの種類と特徴
室内でよく確認されるカビには以下のような種類があります。
赤カビ |
エアコン内部や金属面に発生。強い臭いを伴う場合があります。 |
青カビ |
食品に多く見られ、消化器系の不調につながることもあります。 |
黒カビ |
浴室や台所など湿気の多い場所に発生。長期的には咳やアレルギーの原因になる場合があります。 |
黄色カビ |
畳や壁紙に発生。強いカビ臭を放つ種類もあります。 |
白カビ |
衣類や家具に付着。長期間の曝露には注意が必要です。 |
緑カビ |
食品や湿った空間で繁殖。喘息などの悪化要因とされます。 |
不衛生環境がもたらす影響
高温多湿の環境で食品残渣や湿った衣類を放置すると、微生物が繁殖しやすくなります。その結果、
・咳やくしゃみの増加
・アレルギー症状の悪化
・空気中のカビ胞子やホコリによる呼吸器トラブル
といった健康リスクが懸念されます。
清掃を行う際の注意点
自宅でカビの除去を行う場合は、以下を徹底しましょう。
・防塵マスク・手袋・ゴーグルを着用する
・作業中は必ず換気を行う
・市販の洗浄剤を使用する際は混ぜないよう注意する
特に目に見えない胞子は空気中に浮遊するため、呼吸器の保護が大切です。
当社のカビ・臭気対策について
当社は、広島県内で環境衛生施工に対応する認定業者として、人体や建物に配慮した施工を行っています。
・空気中のカビ胞子や臭気の対策までカバー
・家屋全体の衛生環境を改善
・再発防止を見据えた施工
安心できる住環境を整えるために、専門業者のサポートを検討されるのも有効です。
■ ご相談・お見積りは無料で承っております
「これってゴミ屋敷…?」
「カビの臭いがどうしても取れない…」
そんなときは、無理に我慢せず、まずはお気軽にご相談ください。
電話やメールでのご相談・お見積りはすべて無料で対応しております。
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